開催概要

開催日時 : 2017年9月23日(土)
開催場所 : 東北大学　片平さくらホール
参加人数 : 61名

当日スケジュール

10:15～            受付開始
10:45～11:00   オリエンテーション
11:00～12:00   Web講義
12:00～13:00   昼食
13:00～14:00   Forensics講義
14:15～15:15   Binary講義
15:30～17:00   CTF演習
17:15～17:45   Q&A
18:00～19:00   交流会

当日の様子

初めて東北・仙台の地でSECCON Beginnersが開催されました。多くの大学生は夏休みということもあり、比較的学生の参加者の割合が高かったように見受けられます。

会を先立ち、オリエンテーションがおこなわれました。オリエンテーションでは、セキュリティを学んでいくうえでの心得、特に法律面での注意について学びました。使い方を誤れば法に触れるような技術も多く、注意しなければなりません。自分を守るためにも「何が大丈夫で何がだめなのか」を理解する必要があります。

その後、実際の講義に入っていきます。Web、Forensics、Binaryの順に行われました。Webはつばめ、Forensicsはゆったん、Binaryはちひろが講義を行いました。Web、Forensicsと比較しBinaryでは多くの人が頭を抱えながら取り組んでおり、やはりBeginners参加者にとって一つの難関のようです。それでも紙とペンを使いながら取り組むなど、積極的に講義に取り組んでくださり非常にうれしく思います。

講義のあとは休憩をはさんでCTF演習が行われました。Beginnersでは、講義の復習の意味を含めてCTF演習を行っています。講義資料を振り返りながら基礎問題にじっくり取り組む人がいればどんどん難しい問題にチャレンジする人もおり、熱心に取り組んでいる様子がうかがえました。リアルタイムに順位が表示され、一喜一憂される姿も見られました。
演習後、上位5名に表彰が行われました。結果を振り返ると、はやりBinary問題を解けるかどうかが上位に入る鍵になったようです。

また、Q&Aと題し答え合わせが行われました。ほかの人の解法やそれに至る思考から学ぶことは多く、参考になったかなと思います。その後行われた交流会でも解法に関する話題は尽きず、非常に楽しんでいただけたようです。

開催にあたり、協賛いただいた東北大学多元物質科学研究所様、協力いただいた東北大学大学院情報科学研究科実践的情報教育推進室様、またネットワーク機材を提供してくださったYAMAHA株式会社はじめスポンサーの方々、本当にありがとうございました。